ABOUT re'kaene

WHAT

在庫として長時間眠ったり
廃棄対象になってしまう
サンプル品やB品を
レンタルや中古販売にて循環させるkaeneの3R※モデル
※3R=リデュース(Reduce)リユース(Reuse)リサイクル(Recycle)

                           
WHY

「つくる責任 つかう責任」
私たちが出来るサスティナビリティを実行するため

                    

世間ではいつの間にかSDGsやサスティナビリティといった言葉を、様々なところで耳にするようになりました。

私たちkaeneが身を置くファッション産業の環境問題の一つに「大量生産・大量消費・大量廃棄」という問題があります。

現在、日本における衣料品の廃棄量は年間で約100万トンといわれており、枚数に換算すると毎年約30億着の服が捨てられていることになります。これは地球環境に甚大な影響を及ぼし、温暖化の原因である二酸化炭素の全排出量のおよそ10%をファッション産業が占め、更に、年を追うごとに深刻化しています。

洋服を作っている身として、この負の一端を担っているという自覚を持つと共に、今の我が社が出来る、環境保全の取り組みとは何か、また、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」を基に、アパレルに直結する項目として、持続可能で生産消費形態を確保することは何か…と考えた時に、私たちができる事は、必要な人に必要な分だけを供給する。つまり最小限度のモノづくりと、廃棄ロスゼロを目指す事だと位置付けました。

そして、我が社の中で一番の不動在庫としてポジショニングしているB品(量産品の中でも、少しの傷や取れないちょっとしたシミ等が付いていて、お客様の元に納品出来なかった商品)やサンプル品(商品化する前の試作品)を、レンタルにて循環させるという答えに行き着きました。
また、サンプルの中には何かしらの理由で商品化すら出来ず、日の目を見ずに眠り続けているサンプルもあり、それらは「世界に1着しかないドレス=ONLY ONE」として息を吹き返すことができたら…と思っています。

これまで、行き場が少なく、最後は廃棄対象とされていたものが蘇り、必要としてくださる方々の元に行っては戻り、そしてそれをまた自分たちでメンテナンスして、次の方の元へ届ける。これは、今すぐに我が社ができる環境問題への取り組みです。

2021年10月、私たちkaeneは、環境保全の取り組みの一環として「re’kaene」をスタート致します。